英語

DWE(ディズニー英語システム)を始めることになりました

2024年10月24日

この1か月、ずっと悩んでいましたが、本日、『DWE(ディズニー英語システム)』を中古にて購入しました。

これから、娘がこの教材を使ってどのような変化を遂げるのか、ブログの中で公開していこうと思います(自分のモチベーション維持のためにも)。

 

その前に今回は、DWEを購入するまでに至った経緯を書いていこうと思います。

これからDWEを始めようか悩んでいる方、ぜひ参考になさってください。

 

英語にまったく興味のない私たち夫婦

そもそもですが、私たち夫婦は英語にまったく興味がありません。

私に至っては日本から出たこともありません。新婚旅行は海外が嫌だったので、小笠原諸島にしました。

夫は、職場の友人たちと台湾に行きました。この時始めてパスポートを作ったようです。そして今は家の引き出しに眠っています。

そんな我々夫婦が英語教育に関心を持ったのは、きっとみなさんも同じだと思いますが、ショッピングモールでのDWEの声かけでした(笑)。

 

あれよあれよという間に体験をすることに

私は英語にもディズニーにも興味がなく冷ややかな態度だったのですが、夫が話を聞き、そのままの流れで後日我が家で『体験』ということになりました。

ちなみに、ディズニーの教材なので高いだろうな、とは思っていましたが、予想をはるかに超える値段。

体験の前にネットで調べてみると、100万近くするという話もありました。

『これは我が家には無理だね(笑)』となっていたんですが、まあせっかくだし、

最近の小学校の英語事情なども知りたかったので、予定通り体験を受けることに。

 

英語をやらせてあげたい!と思うように

お姉さんの話を聞いていると、DWEとか関係なく、英語はやっておかないといけないなと感じました。

実際に小学生が使う教科書『NEW HORIZON』も見せてもらいましたが、QRコードとか載ってて、授業中タブレットでそこから読み取り、ネイティブの発音でリスニングするそうです。

あまりの時代の進化に驚きました。私の頃は日本の先生が英語を担当していました。

『英語の勉強を一切していない状態でネイティブの発音を聞き取れるんですか?』ととっさに聞いてしまいました。

そして、高校入試の頃にはスピーキングのテストもあるそうです。試験の時にヘッドホンをつけて、タブレットに話すんですって。

大勢が同じ部屋で同時に試験をするので、ヘッドホンをしているといえども、隣の席の人がバーーーっと英語を話しているのを感じるそうで。

言葉が出ない自分と比べてしまうそうです。そしてすごく焦るそうです。

 

25年でここまで変わったのか・・・。

 

と、同時に怖ええええええええ!

と思いました。

 

25年前の英語の授業でもあんなに嫌だったのに・・・。

今の時代に生まれなくてよかった!と思いましたし、同時に、娘にはそんな怖い思いをさせたくないな、と思いました。

そこから、我が家で約1か月に渡り『娘の英語問題論争』が勃発したのです。

 

 

ついに夫婦喧嘩に発展

一度はDWEを正規でやらせるか、という話になったのですが、たぶんどこの家庭も同じですが、最後は金額の問題です。

フルセットじゃない、必要最低限のセットでも70万越え・・・。

やらせるか、やらせないか、論争が巻き起こり、しまいには夫婦喧嘩になりました(笑)。

滅多に喧嘩なんてしないんですが、何年ぶりでしょうか。前回の喧嘩が思い出せないんですけど、

久々に嫌な気持ちになりました。

ちなみに、私は中古でいいんじゃないか、と言っていたんですが、

夫は中古でも結構な金額になるし、中途半端でなんにもならん方がお金の無駄

という意見で対立しました。

以下、論争のポイントをまとめます。

 

 

論争のポイント

  1. DWEは教材としてはとても良い(毎日サンプルDVDを見ましたが、なによりも私が楽しいと感じた)
  2. 英語を耳で聞いて覚えても、結局アウトプットしないと身につかない→正規購入するとアウトプットのイベントなどに参加できる
  3. 実際に多くの人が挫折している→その証拠に中古で『新品未開封』『未使用』みたいなのが常にたくさん出品されている
  4. 結果が出る子と出ない子、個人差もある(当たり前)
  5. 『DVDを観せておけば勝手に英語をしゃべれるようになる』というのは違うと思う。→正規の人でも結果が出た人は親が環境づくりのため努力している

①DWEは教材としてはとても良い

結局、中古品を購入することなるのですが、体験をした日から毎日欠かさずDVDを流しました。

購入に迷っている間も、とりあえず聴かせないよりはいいかな、という感じでしたが、

毎日聴いていると、私自身が自然と聴きとれるようになってきた(気がする)のです。

私自身がとても英語に苦手意識があるため、それゆえにどんな簡単な単語でも聴きとれると面白く感じる。

あと、意外なことに、『Play Along(プレイ・アロング)』という赤ちゃんを対象にしたセットがあるのですが、これ、ディズニーキャラクターが出てこないんですけど、

意外と良い。

『ディズニーで売ってるくせにディズニーキャラクター出てこんやんけ!』と最初は思ったんですけどね(笑)。

外国の子供たちが実演したりする感じなんですけど、私も自然と歌を口ずさむようになっていまして。

とてもいい。

その他のセットだとミッキー達が出てくるのもあります。これもかわいくていいですね。

これから娘に2000時間英語を浴びせようと思ったら、どうしても親も一緒に観ることになります。

あと、後ほど触れますが、結局は親がかなり積極的に介入しないとこの教材は使いこなせません(正規購入者も結果を出している人はきまって親がかなり努力していました)。

そうなると、親が一緒に楽しめる教材であることが必須です。

この点、私は娘以上にサンプルDVDを楽しめたので、まあ問題はないかと。

 

②英語を耳で聞いて覚えても、結局アウトプットしないと身につかない

ここがDWEの高額な理由です。そして、まさにDWEのサービスの核心部分だと思います。

DWEの教材だけ入手しようと思ったら、中古であれば半額以下で簡単に購入することができます。

沢山の人が常に新しく出品しているので多少の金額の差はあれど、正規の半額以下で確実に入手できます。

 

さて、正規と中古の一番の違いは、アウトプットする場の有無です。

これは夫との喧嘩のネタにもよくなりました。耳で覚えても結局それを外に出す環境がないとしゃべることはできないのです。

それでも耳だけでも育てばいいという考え方もありですが(これができるのが『ミライコイングリッシュ』だと思います)、

どうせやるならレベルはどうであれ英語を話すようになって欲しいというのはどの親御さんも持つ共通の願いだと思います。

 

正規で入会すれば、テレフォンで外国人と電話で話せたり、キャップシステムというモチベーションの維持もできます。

私もいろんな人の体験談をひたすら調べまくりましたが、このキャップシステムがあったからこそ、なんとかDWEを継続できているという人もいます。

しかし、イベントやキャップシステムに挑戦するためには、必ず『予習』が必要になり、その予習のためには親が必ず介入する必要があります。

子供の英語ですから難易度としては難しくないですが、テレフォンにしてもキャップの検定を受けるにしても、イベントに行くにしても、

ある程度のレベルまで仕上げていかないといけません。

なにも予習なしに行くと、むしろ子供にとって『自分は英語ができないんだ』というトラウマになりかねません。

 

結局、どんな良い教材でも、親がある程度導かないと、身につかないということですよね。

でも、それってどんな習い事でも同じ気もします。

『DVDを鑑せておくだけで英語がペラペラになる』というのはない、ということです。

 

実際に多くの人がDWEで挫折している

夫との喧嘩の最中でも、私は中古の品を調べていました。

出るわ出るわ、メルカリ、ヤフオク、ジモティー・・・ありとあらゆるところに常に出ていますし、

売れたな、と思ってもすぐ新しい商品が出てきます。

 

沢山の出品されているものを見て思いましたが、

『CD全12枚(内3~12は未開封)』みたいなパターンが非常に多い。

 

あ、途中で挫折したんだな、と感じました。

 

DWEでどれだけの人が結果が出て、どれだけの人が挫折しているのか・・・

正確な数字は分かりません。

でも、やっぱり、結果が伴わないのに100万円近く支払うのは怖いなと。

 

DWEは結果が出る子と出ない子、個人差もある(当たり前)

当たり前なんですけど、本当に当たり前なんですけど・・・個人差ってありますよね。

広島の平和公園で外国人観光客に英語でペラペラ話す男の子がDWEをやっていたということでメディアにも取り上げられているんですけど、

よく考えてみてください。

私は幼少期は引っ込み思案だったので、自分だったらどうだろう・・・と想像してみましたが、

英語じゃなくても、母国語である日本語でも、知らない大人に話しかけるって緊張しませんか(笑)?

 

自分から積極的に話しかけられる子もいれば、そうでない子もいる。

自分の想いを自分の言葉で表現するって日本語でもとっても難しいことです。

 

あと、単純に英語よりももっと興味を持つものだって出てくるかもしれない。

 

その時に親が『これもこの子の個性だ』と受け入れて引き下がれる状況にしておきたいと思いました。

私はきっと、100万という大きな金額を払ってしまったら、子供が教材に興味を持たなくなったら

なんかモヤモヤした黒い感情が出てきそうで(笑)。

 

『DWEのDVDを観せておけば勝手に英語をしゃべれるようになる』というわけではない

今までに書いたことと重なりますが、教材の内容は良い。でも、『DVDを流しておけば英語を話せるようになる』というのは違うと思います。

(ごく一部天才的or教材との相性がとても良くてそういう子もいるかもしれませんが)

インターネットでいろいろ調べたところ、『DWE内職』という言葉がありました。

DWEの教材、届いた状態そのままだと使いにくいので、あれやこれやと皆さん工夫して使いやすいように加工するんだそうです。

そして、何より、環境作り。

家にいるときは一日中CDを流す、時間を決めて必ずDVDを毎日流す。そして子供と『一緒』に遊ぶ。

並々ならぬ努力をされているんだな、と。

それで結果がでるのが数年後だったりするので、親は始める前に相当の覚悟と決意をしないといけないな、と感じました。

 

 

結局我が家では中古を買うことに

以上のことから約1か月あれこれ悩んで、それでも結局、夫が私の意見を汲んでくれ、中古(ほとんど未開封)の品を正規の1/3以下の金額で購入しました。

 

購入までいろんなことを考えました。

どうやったら後悔しないか。

一番後悔するのは、このまま何も英語に触れさせないこと。小学校3年生になったとき、夫婦そろって確実に後悔するだろうと感じました。

これは夫婦共通の認識です。

次に、正規で購入してローンだけ残るパターン。

DWEは『10歳くらいまで使える教材』ということで、ようは、習い事の費用を10年間分まとめて前払いするようなものです。

それでも本人が自分の意志でやりたいと言ったのなら頑張って工面してあげようと思うかもしれませんが、

なんせ、今は赤ちゃんで本人わけわからず。

でも、本人の意思が出てくる頃から始めようと思うと英語は語学ですから・・・もう遅いのです。

子供が自分の意志を持たないうちに買い切りで10年分売り切る。

そういう意味ではよくできたビジネスシステムだと思います。

 

どんな習い事も子供が飽きたり他のものに興味が出たらそこで辞められるのが当たり前ですが、

DWEはそれができないということです。

 

将来、娘が『英語より〇〇をやりたい!』と言い出したときに、後悔しないか・・・?

というと私は自信が持てませんでした。

 

アウトプット環境は自分で用意する!

さて、ということで、色々頭をひねらせ結局中古というところに落ち着いたのですが、

自分のわがままを通してしまった以上、責任を持って英語環境づくりを進めていきたいと思います。

これから教材が届くまで、とりあえず家の片付けをします。

 

また、仮に英語の耳を育てるところまで無事にDWEを使いこなせたとしても、次はアウトプットの環境を用意する、

という最大のミッションが待っています。

オンライン英語にするか、市の国際交流センターに行ってみるか・・・

今から色々調査をしております。

 

なんせ私は全く英語ができず、興味ないので、茨の道ですが、なんとか楽しみながら継続できるように

工夫していこうと思います。

 

娘の英語の進捗状況については、このブログで随時報告していきます。

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